夏の甲子園での熱い戦いが始まっていますね。
甲子園出場メンバーを紹介するシリーズ。
今回は激選区・神奈川県を制した全国屈指の名門、横浜高校の今大会の勝ち上がり、甲子園出場メンバーや注目選手を紹介します。
目次
《2022年夏の甲子園出場》神奈川・横浜高校の戦績
8月9日が初戦の横浜高校の、神奈川県大会の戦績を紹介します。
2回戦 | 横浜 10-0 生田東 |
3回戦 | 横浜 8-0 平塚江南 |
4回戦 | 横浜 9-0 茅ヶ崎西浜 |
5回戦 | 横浜 4-2 横浜隼人 |
準々決勝 | 横浜 8-1 藤沢翔陵 |
準決勝 | 横浜 11-1 立花学園 |
決勝 | 横浜 1-0 東海大相模 |
秋の大会はコロナの集団感染により、大会出場の辞退を余儀なくされました。
春の県大会は準々決勝で桐光学園に1-7で完敗し、公式戦の経験値不足を露出した結果となります。
そんな中でも昨年夏にも甲子園に出場して1勝した選手を中心に課題を克服し、夏には再び聖地に戻ってきました。
決勝戦は最終回に1点を取り、同じ神奈川の雄・東海大相模高校を1-0で下して甲子園出場を決めました。
《2022年夏の甲子園出場》神奈川・横浜高校のメンバー一覧
背番号 | 選手 | 守備 | 学年 | 出身 | 投/打 |
1 | 杉山遥希 | 投手 | 2 | 東京•篠崎中 | 左/左 |
2 | 玉城陽希 | 捕手 | 3 | 神奈川•潮田中 | 右/右 |
3 | 山崎龍之介 | 一塁手 | 2 | 東京•赤塚二中 | 右/左 |
4 | 鉾丸蒼太 | 二塁手 | 3 | 神奈川•大野南中 | 右/左 |
5 | 板倉寛多 | 三塁手 | 3 | 神奈川•金沢中 | 右/右 |
6 | 緒方漣 | 遊撃手 | 2 | 神奈川•川中島中 | 右/右 |
7 | 大坂啓斗 | 左翼手 | 3 | 神奈川•中川中 | 右/右 |
8 | 萩宗久 | 中堅手 | 2 | 岐阜•坂本中 | 右/右 |
9 | 岸本一心 | 右翼手 | 3 | 静岡•富士南中 | 右/左 |
10 | 鈴木楓太 | 投手 | 2 | 茨城•土浦四中 | 右/右 |
11 | 田高康成 | 投手 | 3 | 神奈川•武山中 | 右/右 |
12 | 椎木卿五 | 捕手 | 1 | 千葉•船橋旭中 | 右/右 |
13 | 金野佑楽 | 内野手 | 3 | 岩手•千厩中 | 右/右 |
14 | 峯大翔 | 内野手 | 1 | 佐賀•思斉中 | 右/左 |
15 | 金刺武蔵 | 内野手 | 2 | 静岡•修善寺中 | 右/右 |
16 | 千明蒼太 | 内野手 | 3 | 神奈川•鷹取中 | 右/右 |
17 | 八木田翁雅 | 外野手 | 3 | 熊本•植木北中 | 右/右 |
18 | 栗山大成 | 捕手 | 1 | 熊本•龍田中 | 右/左 |
また、昨年夏の甲子園大会からエースナンバーを背負う杉山遥希投手、入学してすぐにショートのレギュラーを奪った緒方漣選手がチームの中心選手です。
《2022年夏の甲子園出場》神奈川・横浜高校の注目選手
2022年夏の神奈川県大会でも活躍し、甲子園でも期待がかかる横浜高校野球部の注目選手を紹介します。
杉山 遥希(すぎやま はるき)
背番号1・エースピッチャーの杉山選手は、140km/hを超えるストレートと切れ味の鋭いスライダーが武器です。
神奈川県大会では27回と3分の1を投げて失点は3 、防御率0.99の好成績でした。
緒方 漣(おがた れん)
入学直後にショートでレギュラーを奪った緒方選手は、中学の硬式クラブチーム「オアセン横浜ヤング」時代からの注目選手でした。
一目見ただけで『上手い!』と唸ってしまうような、華麗な守備を何度も披露しています。
身長169cm、体重69kgと小柄な選手ですが、シャープなバッティングが持ち味です。
神奈川県大会では26打数14安打、打率5割3分8厘を記録しました。
また、昨年夏の甲子園では1回戦の広島新庄戦で、逆転サヨナラホームランを放ちました。
《2022年夏の甲子園出場》神奈川・横浜高校の監督
2022年現在、横浜高校の野球部監督を務めるのは、「村田 浩明(むらた ひろあき)」さんです。
村田監督は1986年7月17日生まれの36歳で、渡辺元智さんの指導を受けられました。
高校時代は横浜高校野球部に在籍し、東北楽天イーグルスで現在も活躍する涌井秀章投手とバッテリーを組んでいました。
ただ、3年生時は甲子園に出場はするものの、2学年下の福田永将選手(現・中日ドラゴンズ)に出場機会を譲る場面も多かったです。
村田監督は高校卒業後、横浜高校でコーチ、霧が丘高校では部長、白山高校で部長と監督を経験し、母校の横浜高校に戻ってきました。
有力選手が3人退部
近年、横浜高校は現任の村田監督、前任の平田・前監督によるパワハラやモラハラ的な指導者問題が表沙汰になっています。
前任の平田監督は、その問題の責任を取るような形で監督を解任されました。
現任の村田監督に関しては、背番号もつけていた小野選手や本田選手が退部するなどが話題となってしまいました。
ネット上でしか情報を集められていないですが、小野選手のお父さんがフェイスブックで発信していたこと、大手報道機関の記事やニュースなどでも報道されていたことを考えると、信ぴょう性は高いと言えるでしょう。
ただ、そんな中で現役の選手は本当に頑張り、甲子園出場を勝ち取りました。
もしかしたら、指導者を含めてチーム内での改善があった可能性もありますね。
横浜高校の甲子園での活躍に期待!
横浜高校は1998年以来の全国制覇も期待されています。
初戦から三重高校と対戦し、レベルの高い戦いが予想されています。
甲子園で今年の横浜高校がどのような戦いのするのか、注目しましょう。